長谷川です。前回の続きです。

さて、隠岐世界ジオパークフェスタでのイベントを終えた事務局一行は、翌日隠岐の島に向かいました。

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隠岐の島へは、境港の近くの七類港から約2時間半

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「本土」というのがいいですね

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まずは、隠岐自然館にあるジオパークセンターで概要の説明を受けます。この日の案内人はおき世界ジオパークの野辺事務局長(!)です。近所の子供も飛び入りで聞いてます。
ここはジオガイド団体が運営していて、ツアーデスクもあり、ガイドを依頼することができます。
こんな立派な施設があるのですが、隠岐では新しく港の前にジオパークセンターを建設中です!すごい!

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隠岐の島のでき方と、本土と繋がったり離れたりした歴史を学びます。この歴史が、隠岐ジオパークの鍵になります。

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まず向かったのは、玉若酢神社です。隠岐の島の中心となる神社で、海岸から少し入ったところにあります。一見、ジオとは関係ない場所に思えますが、実はこの神社、縄文時代の海岸線があった場所に建てられています。古代の集落は、便利な海岸沿いにあったと考えられ、そのような場所に神域として神社が建てられました。それが何千年も経ち、海岸線が変わっても残っていることがわかります。

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次の場所は水若酢神社。相撲の土俵があり、大きな工事の後などに集落対抗の相撲大会が行われます。
土佐清水と同じように相撲が盛んな土地なんですね。隠岐の海という力士もいます。

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昔の丸木舟を再現したもの。これで隠岐と本土の間を行き来していました。30年程前にはこの丸木舟で実証実験も行われました。

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隠岐といえば黒曜石。隠岐の上質な黒曜石は西日本各地で発見されています。縄文時代から、あの丸木舟を使って交易をしていました。

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隠岐は離島になったり半島になったりした複雑な歴史と、暑すぎず寒すぎないという気候のため、南北の植物が同居している珍しい場所です。写真では何の変哲も無い崖ですが、ここには高山植物と沖縄の植物が隣り合っています。

隠岐では、なかなかとっつきにくい地質よりも、文化や生物を入口にしてジオパークを紹介していて、とても興味深く分かりやすかったのが印象的でした。


まだ視察1日目の前半なのですが
ちょっと長くなってきたのでまた次回に続きます。



明日からジョン万海の元気祭りです。
ジオパークのブーズも出るのでよろしくお願いします。