5月19日(土)13時から千葉市の幕張メッセで、日本ジオパーク新規認定にかかわる公開プレゼンテーションが行われ、4月に提出した申請書と、プレゼンテーションを踏まえた机上審査の結果、7月に現地審査が行われることとなりました。
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プレゼンテーションでは、土佐清水の大地が持つ特異性や昨年、認定を見送りになった後、どのように課題を改善していったか、なぜ、私たちがジオパークを推進するのか…といったことを発表しました。

プレゼンの後の質疑では、審査員の先生方から難しい質問をたくさんいただきましたが、そのどれもが、今後ジオパーク活動を進めるうえで、役立つヒントにつながるとてもありがたいものでした。

「不思議をどう伝えているのか。」という質問があり、それからしばらく「不思議」ということについて考えています。

審査員の先生がおっしゃられたとおり、不思議と感じるには知識だったり、ちょっとした感性がいると思います。
誰もが同じものに対して、同じように不思議と感じられないかもしれない。

不思議だなぁと感じたら、次は、不思議だなぁと考える。
考えると、答えを探したくなる。
そして、答えにたどり着くと、また違う不思議が出てくる。

知ることって楽しいし、不思議だなぁと考える行為が、私はとても好きです。
わかるでしょうか?脳みその薄皮がペロリとめくれるような気持ちよさ!
ひょっとするとそのために生きていると言ってもいいかもしれません。

つまり、不思議は多ければ、多いほど楽しいことが多いのです。

私は、この4月から、ジオパーク推進協議会に来たのですが、以降、ジオ的視点を心がけるようにしています。
そうすると、「不思議」が持つ感動に出くわすことが多く、いつも驚き、感動をしています。
「不思議」を伝えることも、ジオパークの大切な要素の一つだと私は思っています。

世界は不思議であふれていて、
不思議というのは、とても楽しいのです。

そんな楽しいジオの話や「不思議」を皆さんと共有していきたいと思っています。

これから、現地審査に向けてブログでも日々、情報発信を行っていきます。

(事務局 作田)